CEOMasaki Taira
これまで、心臓血管外科医として、子供さんの心臓病の外科治療や、心臓移植などに携わってきました。今ある、治療薬や外科治療だけでは助からない子供達も、たくさん現場で診てきました。
現行の治療で助からない患者さんたちに、唯一、夢と希望を与えることができるのが研究開発です。
新たな治療法ができることで、これまで救うことができなかった命を守ることができると考え、再生医療や医療機器開発を中心として、大学での研究開発にも携わってきました。
現行の治療で
助からない患者さんたちに、
唯一、夢と希望を与えることが
できるのが研究開発です。
また、自らの臨床・研究業務をする傍ら、大学病院にある研究開発支援組織にも席を置き、全国の大学や研究機関で、実用化を目指す研究を進めている研究者の先生方への支援も行ってきました。
日本の研究現場には、数多くの課題が解決されずに山積みになっており、研究開発の遅れの原因になっているのではないかと感じます。
開発プロセスで遵守すべき複雑な規制の理解、公的研究費を獲得するために必要なドキュメントワーク、研究者には馴染みのない研究実施に関わる手続きなど、研究者にとってあまりにも負荷が大きな作業の数々。本来の研究業務に集中することができない状況に陥っています。
また、日本の医療分野における研究開発は、国際競争力という観点で見ると、他の研究開発先進国と比べると、大きな遅れをとり始めています。日本には数多くの優秀な研究者がおり、極めて質の高い研究を行っているにもかかわらず、開発を進めるにあたっての課題が多く、途中でさまざまな困難に押しつぶされ、なかなか実用化されていないのが現状です。
これらの研究者ニーズに応えるために、全国の主要大学を中心に、文部科学省や厚生労働省の拠点事業として、研究開発支援部門が設立され研究開発のサポートが行われてきました。それ以降、国内のアカデミアから生まれた新しい医療技術や医薬品などが実用化され、患者さんの元に届くようになりました。しかし、まだまだ救われない患者さんが数多くいるのも現状ですし、研究者の負担が減っているわけではありません。そして、全ての研究者のニーズにマッチした支援が、十分に提供できているわけではありません。
私は、これまでの臨床経験や、研究者支援の経験から数多くの課題を感じ、研究者の支援をもっとしっかりと行いたい、という思いで、MedSpire株式会社を設立しました。常に研究者目線、患者目線で、研究開発がスムーズに進められるよう、沢山の研究者とコミュニケーションをとって、開発を進めるお手伝いをしたいと考えております。国内には、ポテンシャルの高い研究シーズが沢山あります。それを無駄にすることなく、数多くの新しい治療薬や医療技術が日本国内で開発され、患者さんの手元にいち早く届けられるよう、研究者にしっかり寄り添った伴走支援を行っていきたいと考えています。